令和7年9月22日〜28日 活動記録

【埼玉県議会9月定例会が始まりました】

並行して自民党県議団に各種団体から要望も受けています。
この日は彩の国建設業協会の皆様から自民党県議団に対し、建設業界が抱える課題についてのご要望をいただきました。建設業は埼玉県の社会基盤を支える重要な産業であり、現場の声に真摯に耳を傾けることは、県政を動かす上で不可欠です。

1. 公平で健全な入札制度の確立

• 総合評価方式の見直し:落札業者に偏りが見られる現状を是正し、新規参入業者にも公平な機会が与えられるよう、評価項目の見直しや企業の負担軽減を求められました。

2. 働き方改革への適切な対応

• 「2024年問題」への対応:時間外労働の上限規制(4週8休)に伴い、適切な工期設定、年収減とならない労務単価の引き上げ、そして現場管理費・一般管理費の増額による賃上げ原資の確保を求められました。

3. 業務委託・維持管理予算の確保

• 実情に合った予算設定:予算額の減少により、必要な作業が実施できない現状を改善するため、インフラ維持管理に関する予算の適正化を求められました。

いただいた要望を真摯に受け止め、県民の安全・安心を守るインフラを維持し、建設業界が持続的に発展できる環境を整備するため、自民党県議団として早急に精査し、県の担当部署と連携して具体的な対策を進めてまいります。

【県議会議事堂エントランスを彩る生花】

いつもありがとうございます。

作者:関東未生流 星加宣甫
花材:紫式部、リンドウ、小菊(赤)、ハマ小菊、るりまつり、槙、イヌツゲ

作者インタビュー

Q:とても秋らしい作品ですね。作品のポイントなどについて教えてください。
A:今回の主役は紫式部です。実がきれいに色づいて、るりまつりの花と合わさるとより涼しげに見えますよね。
Q:最近徐々に涼しくなり秋を感じるようになったので、今の季節にぴったりの作品だと思いました。
A:枝々の足元の、小菊やリンドウなども鮮やかでかわいらしいですよね。

※埼玉県ホームページより抜粋

【埼玉県議会 議員政策研修会】

埼玉県議会で開催された議員政策研修会に参加しました。今回の研修テーマは「老朽化時代のインフラ投資について」で、元国土交通省技監でいらっしゃる大石久和氏が講師を務められました。

講演内容について

講演は、八潮市での道路陥没事故をきっかけに、老朽化したインフラが社会基盤にとって深刻な問題であるという認識を共有するところから始まりました。  

大石氏は、持続可能な社会を実現するために今後のインフラ投資をどう進めるべきかについて、豊富な経験に基づいたお話をしてくださいました。国土整備の最前線でご活躍されてきた方のお話は大変貴重で、公共インフラの未来を考える上で多くの学びがありました。

インフラの老朽化は、私たちの生活の安全に直結する重要な課題です。今後も、県民の皆様が安心して暮らせるよう、インフラ整備について真剣に向き合っていきたいと改めて感じました。

今回の研修で得た知見を、今後の議会活動に活かしていきたいと思います。

 

【宇宙輸送システムの現状と日本の未来】

埼玉県議会自由民主党議員団の政調研修会に参加し、内閣府宇宙開発戦略推進事務局の井出真司参事官による「宇宙輸送システムについて」という大変興味深い講演を拝聴しました。

この講演では、宇宙輸送システムの現状から、日本が目指す未来の姿まで、多岐にわたるお話がありました。

まず、「宇宙輸送システム」と聞くと、ロケットや宇宙船を思い浮かべる方が多いと思います。もちろんそれらも含まれますが、井出参事官によると、システム全体を指す言葉であり、輸送機だけでなく、地上設備やそれらを動かすための技術、組織もすべて含んでいるとのことでした。  

宇宙空間は、国際航空連盟の規定で高度100km以上と定められており、大気圏と外気圏に分けられます。その中で、人工衛星は主に低軌道(LEO)、中軌道(MEO)、**静止軌道(GEO)**に分類され、それぞれ異なる用途で利用されています。  

• 低軌道(LEO):地表から2,000km以下の軌道で、測位や観測、衛星インターネットなどに利用されます。国際宇宙ステーション(ISS)もこの軌道にあります。  

• 中軌道(MEO):2,000kmから36,000kmの軌道で、測位衛星が中心です。日本の「みちびき」もこの軌道を利用しています。  

• 静止軌道(GEO):36,000kmの軌道で、通信や放送、気象観測などに使われます。  

講演で特に印象的だったのが、世界的にロケットの開発競争が激化しているという現状です。特に、民間企業による開発が活発化しており、大型から超大型まで多様なロケットが開発・運用されています。  

• 日本:日本の基幹ロケットは「H3」で、2024年に成功を収め、今後も多くの衛星打ち上げが予定されています。また、民間のロケット開発も進んでおり、インターステラテクノロジズやスペースワンなどが独自のロケットを開発しています。  

• 米国:ロケット打ち上げ数で世界をリードしているのは米国と中国です。特に、スペースX社は2024年に100回以上の打ち上げを成功させ、その圧倒的な実績を示しています。  

• 中国:独自の宇宙ステーション「天宮」を運用するなど、世界トップレベルの技術力を持っています。  

• 欧州:欧州宇宙機関(ESA)を中心に、フランスやドイツなどの企業がロケットを開発しています。  

宇宙開発は、単なる衛星の打ち上げにとどまりません。米国、中国、インドなどによる月探査計画が進行しており、日本もこれに深く関わっています。  

日本は、米国が主導する「アルテミス計画」に参画しており、2020年代後半には米国人以外で初めて、日本人の宇宙飛行士が月面に着陸することを目指しています。さらに、月面で利用する有人与圧ローバ(宇宙服なしで乗れる探査車)の開発も進めています。  

世界的に宇宙産業は大きな成長が見込まれており、各社の予測では2030年代から40年代には市場規模が1兆ドル(約150兆円)に達するとされています。  

日本もこの流れに乗り、2020年に4兆円だった宇宙産業の市場規模を、2030年代早期には2倍の8兆円に拡大することを目指しています。2016年に「宇宙二法」が成立して以降、日本の宇宙スタートアップ企業も増加しており、従業員数の増加率は全分野で第1位となっています。  

政府も「宇宙基本計画」に基づき、宇宙安全保障の確保、国土強靭化、新産業の創造などを推進しており、宇宙戦略基金を通じて民間や大学の先端技術開発を強力に支援しています。  

今回の講演を通じて、宇宙開発は遠い世界の話ではなく、私たちの生活に密接に関わる成長分野であることを改めて認識しました。スマートフォンやカーナビ、気象情報など、すでに私たちの生活に欠かせないサービスは、宇宙技術に支えられています。

この成長産業の動向をしっかりと把握し、地域経済の活性化や新たな産業の創出にどう繋げていけるか、模索していきたいと思います。

宇宙はまさに、私たちにとってのフロンティアであり、未来を築くための重要な鍵であると感じました。

【忍川河川改修事業に関する説明会】

行田市教育文化センター「みらい」で開催された、忍川河川改修事業の説明会に参加いたしました。日頃より、県民の皆様の安全・安心な暮らしを守るため、治水対策は喫緊の課題と認識しておりましたが、改めて現地で直接お話を伺うことで、その重要性を強く実感いたしました。

この事業は、令和元年東日本台風による甚大な浸水被害を受け、地域の安全性を抜本的に向上させるために計画されたものです。説明会では、埼玉県行田県土整備事務所の担当者様から、事業の全体像について非常に丁寧に説明をいただきました。

• 調節池の整備: 下忍地区に約24ha、調節容量約43万立方メートルという大規模な調節池を整備し、豪雨時の雨水を一時的に貯留することで、浸水被害を軽減する。

• 河道整備: 忍川の河道を掘削し、川幅を広げることで、水の流れをスムーズにし、流下能力を向上させます。樋の上橋や諏訪山橋の架け替えも含まれており、地域住民の生活にも配慮した計画となっていることが分かりました。

• 長期的な視点: 事業スケジュールは、測量・設計、用地買収、工事と段階的に進められ、一部の事業完了は令和9年度、事業全体完了は令和17年度を目指すという長期にわたるものでした。住民の皆様の安全を最優先に、着実に事業が進められていることを確認しました。

多くの市民の方々が参加され、熱心に質問をされている姿を拝見し、改めてこの事業が地域にとってどれほど切実な課題であるかを肌で感じました。

県議会議員として、この事業が円滑かつ確実に進むよう、県と市の連携を密にし、予算確保や進捗管理に全力で取り組んでまいります。また、住民の皆様の声に耳を傾け、地域の安全・安心を未来へ繋ぐため、引き続き力を尽くしてまいります。

【拉致問題解決を願う上映会】

行田市で開催された映画「めぐみへの誓い」の上映会に参加しました。半年前、「救う会埼玉」の皆さんとともに要望書を行田市長に提出したこの企画が、市長の迅速なご尽力によって実現したものです。

会場は多くの市民の方々で埋め尽くされ、拉致問題に対する関心の高さがうかがえました。上映会の冒頭、行田市長は「これは日本にとって決して忘れてはならない、最大の人権侵害であり、決して許してはならない。国民が力を合わせ、早期解決を実現すべき課題だ」と力強く挨拶されました。市長の深いご理解と行動力に、心から感謝しています。

会場では多くの方にご署名や温かいご寄付をいただき、これらは「救う会埼玉」を中心とした今後の活動に役立てられます。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

これからも、この重大な人権問題の早期解決に向けて、皆で力を合わせていきましょう。

【総裁選挙公開討論会】

自民党青年局のメンバーとして出席いたしました。

会場の熱気と各候補の熱弁に、改めて日本の未来を考える貴重な機会となりました。どの候補もそれぞれの強みを活かした答弁をされていましたが、特に大改革への強い意思を感じたのは高市候補でした。その実行力があれば、自民党が変わるという期待を抱かせてくれます。小林候補の力強い答弁、世論とは違いカンペに頼らず自身の言葉で分かりやすく語る小泉候補の姿勢も印象的でした。

そんな中、学生部から投げかけられた「拉致問題解決」に関する質問です。各候補から出された、米国や韓国との連携、スパイ防止法、直接交渉といった解決策の方向性は理解できるものの、時間との戦い、そして家族をある日突然奪われた方々のことを思うと、それだけでは物足りなさを感じてしまうのが正直なところです。

もちろん、限られた時間の中での答弁であり、やむを得ない部分はあると思います。しかし、先人たちがもしこの場にいたら、「すぐに乗り込んで取り返してこい!」と言うのではないか、という複雑な思いが残りました。拉致問題は国家主権に関わる重大な問題であり、大局観や国家観に基づいた、より力強い決意が求められているのではないか、と改めて考えさせられました。

この討論会で感じたことを、今後の活動に活かし、微力ながらも日本の未来のために尽力してまいります。

【令和7年 秋の全国交通安全運動の集い】

このイベントは、交通事故防止への意識を高めるための重要な機会です。特に、全国的な運動の一環として、地域ぐるみで安全な交通環境を作っていくことの大切さを改めて実感しました。

若者の力で、交通安全を呼びかける

会場で特に印象的だったのが、埼玉県立皆野高等学校のダンス部の皆さんによるパフォーマンスです。

彼らは、ただ踊るだけでなく、その力強く、躍動感あふれるダンスを通して、交通安全というテーマを若い世代にも分かりやすく、そして魅力的に伝えてくれました。若い力が加わることで、交通安全へのメッセージがより多くの人々に届くことを確信しました。
「MUSEIC DAYS 2025北埼玉大会最優秀賞」を受賞したチームだと伺い、その高い表現力に感銘を受けました。

式典では、行田警察署の西川英俊署長から、交通安全に対する言葉をいただきました。

日頃から地域住民の安全を守るためにご尽力いただいている警察の皆様への感謝とともに、私たち一人ひとりが交通安全の意識を高く持つことの重要性を再認識しました。

交通安全運動は、警察や行政だけでなく、地域住民、学校、そして企業など、社会全体で取り組むべき課題です。今回のイベントを通じて、多岐にわたる人々が協力し、安全な社会を目指すことの重要性を改めて感じることができました。

今後も、地域社会が一体となって交通安全に取り組めるよう、積極的な支援と働きかけを行っていきます。
今回の集いでご尽力いただいた関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
皆で力を合わせ、交通事故のない安全な社会を築いていきましょう。

【安全運転講習会】

行田女性運転者協会主催の「安全運転講習会」に参加しました。この講習会は、日頃から地域の交通安全に貢献されている皆様との交流ができ、大変有意義な時間となりました。

講習会の内容と感想

当日は、座学による交通安全講話から始まり、その後、実際に教習所のコースで実車を使った運転技術の確認など多岐にわたる内容でした。

特に印象的だったのは、参加者の皆さんが真剣に、そして積極的に講習に取り組んでいらっしゃったことです。長年運転されていても、改めて自分の運転を見直す機会を持つことは、交通安全意識を高める上で非常に重要だと感じました。

この講習会は、参加された方々一人ひとりの安全運転意識の向上だけでなく、地域全体の交通安全に大きく貢献する取り組みだと確信しています。今後もこうした活動が継続・発展していくよう、できる限りの支援をしていきたいと考えています。交通安全は、私たち一人ひとりの心がけから始まります。皆様と共に、誰もが安心して暮らせる安全な街づくりを進めてまいります。

【コペルくん子ども食堂】

コペルくんこども食堂が開催されました。

今回は、地域の皆さんがご自身で育てた新鮮な野菜をご提供くださり、心を込めて調理したお弁当を子どもたちに届けました。

写真の通り、彩り豊かなおいしそうなお弁当が完成しました。子どもたちの笑顔を想像すると、嬉しくなります。

これからも、こうした地域との繋がりを大切にし、子どもたちが安心して過ごせる居場所づくりに尽力してまいります。この活動にご協力いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。

【地区体育祭】

秋空のもと、各地区で体育祭が盛大に開催されました。

中学2年生の時の担任の先生にも会う事ができました!
体育祭では地域住民の皆さんが一丸となってスポーツに汗を流しておりました。普段の生活では見られない光景で、大人から子どもまで笑顔があふれていました。特に印象的だったのは、皆さん真剣な表情で競技に臨みながらも、勝敗に関係なく、お互いの健闘をたたえ合う姿でした。こうした地域の温かい交流こそが、体育祭の醍醐味だと改めて感じました。

また、開会式での皆さんの堂々とした入場行進にも感動しました。地域で力を合わせて旗を掲げ、行進する姿は、まさに地域コミュニティの力強さを象徴しているようでした。

このような地域行事は、住民同士の絆を深めるだけでなく、健康増進や地域への愛着を育む上で非常に重要です。準備から運営までご尽力された関係者の皆様に心より感謝申し上げます。皆さんの活気あふれる姿に、私自身もたくさんの元気をもらいました。ありがとうございました!

【今週の盲導犬パピー ワラちゃん】

今週も盲導犬パピー、ワラちゃんの成長をお届けします。

今週のワラちゃんは、お家の外でいろいろなことにチャレンジしました。

公園では、ワラちゃんは遊び場に興味津々。すべり台や遊具の周りを元気に歩き回り、とっても楽しそうでした。広い芝生の上で、しっかり座ってポーズも決めてくれました。

お家では、庭で飼っている亀さんに興味津々。ワラちゃんは亀さんのことが気になるようで、そーっと近づいて匂いを嗅いでいました。最初は少し戸惑っているようでしたが、すぐに仲良くなれたみたいです。

これから色々なものに興味を持ち、たくさんのことを経験していくワラちゃんの成長がますます楽しみです。