令和7年9月8日〜14日 活動記録

【自民党県議団 各種団体要望ヒアリング】

自民党県議団の県土都市整備副部会長として、さまざまな団体からご要望をいただき、その対応にあたっています。毎年開催されるこの重要な会合で寄せられたご意見は、単なる要望にとどまらず、埼玉県の持続的な発展と、県民の皆さんの安心・安全な暮らしを支えるための羅針盤となると考えています。いただいたご意見を真摯に受け止め、政策大綱、一般質問、予算特別委員会、そしてヒアリングを通じて、県政に反映させていくことが私の重要な責務です。

建設関連産業の振興と労働環境改善

建設関連産業は、埼玉県経済を支える上で極めて重要な役割を担っています。しかし、資材価格や人件費の高騰、深刻な労働力不足といった共通の課題に直面しています。これらの課題に対応するため、以下の点について議論を進めていきます。  

• 受注機会の拡大と価格の適正化: 県内の建設関連業者、特に中小企業が経営基盤を安定させるため、県内企業への受注機会を拡大する施策を検討します。また、入札制度において、過度な価格競争が品質の低下や労働条件の悪化を招いているとの指摘を受け、最低制限価格や調査基準価格の引き上げを含む制度見直しを県に求めていきます。  

• 適正工期の確保と働き方改革: 建設業における「働き方改革」を推進するためには、猛暑期の熱中症対策や週休2日制を考慮した「適正工期」の設定が不可欠です。公共工事設計労務単価や現場管理費、一般管理費の引き上げなど、働き方改革に対応した積算基準の見直しも進めていきます。  

• 専門工事業者への配慮とDX化支援: 専門工事業者の育成と技術力維持のため、道路標識や電気設備などの専門工事を、一括ではなく分離発注を拡大すべきという要望を受けています。また、中小企業にとって大きな負担となっているBIMやドローンなどのIT機器導入費用に対し、DX化を支援する県の補助制度の充実を訴えていきます。  

• 技能士の評価向上: 熟練した技能士の地位向上は、若手人材の確保に直結します。一級鋼橋塗装技能士や畳製作一級技能士など、高い技術を持つ技能士の資格について、入札時の加点対象とするなど、具体的な優遇措置を講じるよう働きかけます。

その他の重要なご要望例

多岐にわたるご要望の中から、特に重要と思われる以下の課題についても対応を進めます。

• 空き家問題: 埼玉県宅建政治連盟からは、空き家所有者情報の外部提供に関する国のガイドラインが、県内の多くの市町村で十分に活用されていないという現状が指摘されました。地方税法への抵触を懸念する声もあることから、県がガイドラインの法的根拠を明確に説明し、全市町村が積極的に情報提供に取り組めるよう、働きかけを行うことを求めます。  

• 和室と畳の価値再評価: 埼玉県畳協会様からは、和室や畳の優れた機能性や多機能性、そして伝統文化としての価値を再評価し、県営住宅での採用を拡大するご要望をいただきました。  

• 建築士事務所の業務適正化: 埼玉県建築士事務所協会からは、建築物の安全性確保のため、協会が開催する研修会を「知事指定講習」に移行し、受講をより確実にすることで、県民が安心して建築士事務所を選べる環境整備を進めるよう、県に働きかけるべきというご意見をいただきました。  

• 不動産鑑定業務の適正化: 埼玉県建築士事務所協会からは、公共事業用地の取得における不動産鑑定業務について、県の報酬規程が国の基準(用対連基準)を下回っており、適正な鑑定評価を確保するため、報酬規程の改定を検討すべきというご要望をいただきました。  

これらのご要望に対し、一つひとつ丁寧に向き合い、県政に反映させていくことが私の使命です。今後も、県民の皆さんの声に耳を傾け、より良い埼玉県の実現に向けて全力で取り組んでまいります。

【県議会議事堂エントランスを彩る生花】

いつもありがとうございます。

作者:柱古流 新藤華盛
花材:石化柳、氷室杉

作者インタビュー

Q:とても力強さを感じる作品ですね。ポイントを教えてください。
A:議事堂のロビーということで、風格が感じられるよう意識しました。
Q:花器や花台も、花材ととてもマッチしていますね。
A:こちらの花器は、唐金薄端花器と呼ばれるもので、三つの足がそれぞれ松・竹・梅になっているんですよ。

※埼玉県ホームページより抜粋

【新生児マススクリーニング検査の拡充と公費化に向けて】

政策提言のプロフェッショナルであるGR Japanの方々とお会いし、新生児マススクリーニング検査の対象疾患拡大と公費化について、詳しくお話を伺いました。この重要なご提言を受け、今後、県議団内で議論を重ね、子育て政策の一環として真摯に受け止め、前向きに進めていきたいと考えております。

埼玉県は、こうした先進的な政策を受け入れる土壌があると感じています。

新生児マススクリーニング検査の必要性

新生児マススクリーニング検査は、生後まもない赤ちゃんを対象に、先天性代謝異常症などの発見を目的とした非常に重要な検査です。この検査によって、症状が現れる前に病気を発見し、早期に治療を始めることができます。早期治療は病状の進行を大幅に抑制し、赤ちゃんの健やかな成長を守るために不可欠です。

しかし、現在、埼玉県で公費負担の対象となっている疾患は20種類にとどまっています。医療技術の進歩により、早期発見と治療が可能な疾患は増えており、検査対象の拡充が強く求められています。この「拡大新生児スクリーニング検査」の公費適用に向けた取り組みは、すでに他の都道府県や自治体でも進んでいます。

県民の皆様が安心して子育てできる環境を整えるため、私たちはこの政策を積極的に取り入れ、新生児マススクリーニング検査の拡充と公費化の実現に向け、取り組んでまいります。

【政治を「我が事」として考える、若者との出会い】

前田倫秀(まえだ のりひで)さんという23歳の若者が、政治について話を聞きたいと事務所を訪ねてくれました。

彼は全国をマイク一つ持って街頭活動を続け、今後はさいたま市を活動拠点に、将来は政治の世界で活躍したいという強い志を持っています。

若い世代が政治に関わることの重要性

「政治なんて自分には関係ない」そう思っている若い世代は少なくありません。しかし、年金制度、少子化対策、教育問題など、私たちの未来を左右する大切な課題は山積しています。

日本の未来をより良いものにするためには、若い世代が「我が事」として政治に関わっていくことが不可欠です。

前田さんのように、自ら行動を起こし、現状を知ろうとする若者がいることは、日本の未来にとって大きな希望だと感じました。

私自身も、若い世代の声を政治に届けることが重要だと考えています。

今回の面会を通して、前田さんの熱意と真摯な姿勢に感銘を受けました。

彼が今後、どのような道を歩むにせよ、私はできる限りのサポートをしていきたいと考えています。

若者が政治に興味を持ち、未来を創る一員として活躍できる社会を、皆さんと一緒に作っていきたいと改めて強く感じました。

【グラウンドゴルフ大会に参加】

南河原グラウンドゴルフ大会に参加しました。

当日は少し曇り空でしたが、地域の皆さんと一緒に楽しく汗を流すことができました。グラウンドゴルフは、老若男女問わず楽しめる素晴らしいスポーツですね。皆さんの真剣な表情や、ナイスショットが出た時の笑顔がとても印象的でした。

さて、気になる私のスコアですが、なんと92で、参加者25名中5位という好成績を収めることができました!

スポーツを通じて地域の皆さんと交流することは、私にとってかけがえのない時間です。皆さんの温かさに触れ、改めて地域の絆の強さを感じることができました。

これからも、地域のイベントに積極的に参加し、皆さんの声を直接聞きながら、より良い地域づくりに貢献していきたいと考えています。

【行田市野球連盟主催の野球大会に参加】

行田市野球連盟主催の野球大会に選手として参加しました。

当日は曇り空でしたが、プレーするにはちょうど良い気候でした。試合が始まると、不思議と体が軽くて、普段以上のパフォーマンスを発揮!ファインプレーやヒットも飛び出し、自分でも驚くほどです。

ただ、全力疾走した際に足を少し痛めてしまいました。幸い軽傷のようですが、翌日の筋肉痛が少し心配です。それでも、久しぶりに全力でスポーツを楽しんで、心地よい疲労感に包まれました。

【今週の盲導犬パピー ワラちゃん】

未来の盲導犬候補、パピーのワラちゃん

ケージの中でじっとこちらを見つめ、「早く出して!」とアピールするワラちゃん。カメラを向けると好奇心いっぱいの表情で顔を近づけてくる、とても人懐っこい一面も見せてくれます。ワラちゃんとの毎日を通して、盲導犬が多くの愛情と訓練によって育つことを実感しています。ワラちゃんが立派な盲導犬になれるよう、これからも愛情を持って育てていきます。ワラちゃんの成長を一緒に見守っていただけると嬉しいです!