令和7年5月26日〜6月1日 活動記録

【埼玉県議会 県土都市整備委員会視察】

令和7年度 県土都市整備委員会 視察報告

埼玉県議会県土都市整備委員会 委員長として初の視察

5月28日(水)から29日(木)にかけて、県土都市整備委員会の視察として、広島県と岡山県を訪問してまいりました。今回の視察では、公共空間の新たな活用方法と、激甚化する水害への対策という、本県が直面する重要な課題について深く学ぶことができました。


活気あふれる公共空間の創出:広島県福山市
まず訪れたのは、広島県福山市の「iti SETOUCHI」と「福山市中央公園」です。
「iti SETOUCHI」は、市が所有していた元百貨店を、民間企業がリノベーションしてオープンした施設です。驚いたのは、その空間デザイン。建物の内外の隔たりを感じさせず、施設内の半分以上がパブリックスペースとして整備されており、まるで「施設内に道路が走る屋内公園」のような開放的な空間が広がっていました。これにより、多様な目的を持つ人々が自然と集まり、新たな人の流れと賑わいが生まれていることを実感しました。


また、福山市中央公園では、Park-PFIという手法を導入し、令和3年にリニューアルオープンしたと伺いました。ハード面の整備は最小限に抑えつつ、専属の「パークマネージャー」が市民と公園の接点を作り、イベントなどを通じて公園の魅力を高める「ソフト」の取り組みを重視している点に感銘を受けました。

公共空間の整備において、民間のアイデアや投資を積極的に取り入れることで、より魅力的で持続可能な空間を創出できる可能性を強く感じました。埼玉県においても、都市公園の整備やスーパー・シティプロジェクトを進める上で、民間活力の導入は喫緊の課題であり、今回の事例は大変参考になります。


命を守る流域治水対策:岡山県倉敷市


次に視察したのは、岡山県倉敷市にある国土交通省中国地方整備局岡山河川事務所と、高梁川・小田川旧合流点です。
平成30年の西日本豪雨では、倉敷市真備町で甚大な浸水被害が発生しました。この災害を受け、国・県・倉敷市の三者が連携して「真備緊急治水対策プロジェクト」を策定し、ハード・ソフト両面での対策を進めてきたと説明を受けました。特に注目すべきは、小田川合流点付替え工事が、当初予定よりも5年も前倒しされ、今年の3月に完成したという点です。ICTを活用した施工推進がその要因の一つと伺い、技術の進歩が防災・減災に果たす役割の大きさを改めて認識しました。


気候変動による水害の激甚化は、埼玉県にとっても他人事ではありません。入間川流域や中川・綾瀬川流域における緊急治水プロジェクトを進める上で、真備町の迅速かつ総合的な治水対策は、非常に多くの示唆を与えてくれました。住民の命と財産を守るため、ハード対策としての堤防強化や河川掘削、そしてソフト対策としての避難体制の整備など、多角的なアプローチの重要性を痛感しました。


視察を終えて
今回の視察を通じて、公共空間の賑わい創出と水害対策という二つのテーマについて、具体的な成功事例を肌で感じることができました。民間事業者の柔軟な発想と、行政との連携による相乗効果は、今後の県政運営において不可欠な視点であると確信しました。埼玉県も、都市の魅力向上と安全・安心な暮らしの実現に向けて、様々な課題に直面しています。今回の視察で得た貴重な経験と知見を活かし、県土都市整備委員会の委員長として、県民の皆様がより豊かに、そして安全に暮らせる埼玉県の実現に向けて、全力で取り組んでまいります。

【県議会議事堂エントランスを彩る生花】

いつもありがとうございます。

作者:翠蒲流 原島翠蒲さま

花材:ドラセナ、スプレー菊、ヒペリカム

作者インタビュー

Q:この作品のポイントなどはありますか?
A:わたしたちの流派は、自然の素材を生かし、その美しさを最大限に引き出すことを重要視しているんです。だから、この3つの花材それぞれが持つ美しさを最大限に引き出すよう意識しました。

Q:シンプルですが、力強さのようなものも感じますね。
A:ドラセナの力強い葉を基調とし、スプレー菊で華やかさも加えました。ヒペリカムの赤い実もアクセントになっていいですよね。

※埼玉県ホームページより抜粋

「利根川新橋建設促進同盟会 総会」


熊谷市めぬま農業研修センターで開催されました「令和7年度 利根川新橋建設促進同盟会 総会」に、顧問として参加してまいりました。
会場には多くの市町村長、議会議員の皆様、そして地域の関係者の方々がお集まりになり、利根川新橋の早期完成に向けた強い思いと、活発な議論が交わされました。私自身も、改めて事業推進への決意を固めることができました。
この利根川新橋は、埼玉県北部の交通インフラの要として、長年、地元自治体や住民の皆様から早期建設が強く望まれてきた重要なプロジェクトです。特に、利根川を挟んで隣接する市町との連携強化、物流の効率化、そして何よりも地域経済のさらなる活性化に不可欠な存在だと認識しております。また、近年の災害の激甚化を踏まえれば、緊急時の避難経路や物資輸送路としての役割も極めて大きく、その意義は増すばかりです。
今回の総会では、これまでの事業進捗状況の報告に加え、今後の具体的な推進スケジュールや課題解決に向けた方策について、多角的な視点から検討が行われました。私も顧問という立場で、これまでの県議会での経験や、地域の皆様から頂戴しているご意見を踏まえ、建設促進に向けた提言をさせていただきました。皆様との連携を密にし、県と国への働きかけを強化していくことが、何よりも重要であると改めて認識いたしました。
利根川新橋の建設は、単なる道路整備に留まらず、広域的な地域連携の強化と、未来を見据えた持続可能な地域づくりに直結するものです。関係各所との調整はもとより、県議会議員として、そして地域の代表者として、皆様の声をしっかりと県政に届け、事業が着実に、そして迅速に進むよう、引き続き全力で取り組んでまいります。
安全な工事の実施と、一日も早い完成を目指し、今後も同盟会の皆様、そして地域の皆様と共に力を合わせ、このプロジェクトの実現に向けて邁進してまいります。
今後の進捗につきましても、引き続きこのブログでご報告させていただきますので、ぜひご注目ください。

【柿沼貴志 県政報告ミニ集会】

県政報告ミニ集会を開催させていただきました。お忙しい中、ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。


今回の報告会では、行田県土整備事務所の部課長さんにもご出席いただき、県道の整備について活発な議論を交わすことができました。地域の皆様から直接いただいた貴重なご意見やご要望に、担当部署の方々と一緒に向き合うことができ、私自身も大変有意義な時間となりました。
皆様からいただいた温かいお言葉や厳しいご指摘を真摯に受け止め、今後の県政活動にしっかりと反映させていく所存です。
特に県道の整備に関しては、皆様の安全で快適な生活に直結する重要な課題であり、今後も行田県土整備事務所と連携を密にし、いただいたご要望を実現するべく、全力で活動を継続してまいります。
これからも、皆様の声を県政に届けるため、地域に根ざした活動を続けてまいりますので、引き続きご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

【ミニ集会開催へ、皆様に感謝】


後援会の皆様にご協力いただき、ミニ集会開催のチラシをポスティングしました。


自転車で地域を回り、一軒一軒、心を込めてチラシをお届けしました。
こうした地道な活動を支えてくださる後援会の皆様には、心より感謝申し上げます。皆様のお力添えなしには、こうした地域に根ざした活動は成り立ちません。
これからも皆様と共に歩み、地域の声に耳を傾けてまいります。ミニ集会でお会いできることを楽しみにしております。

【林英臣政経塾の仲間たちとオンライン会議】

北は北海道から南は九州まで、全国各地で志を高く持ち、それぞれの地域で活動されている同志の皆さんと顔を合わせることができ、大変有意義な時間となりました。
普段はそれぞれの場所で奮闘していますが、こうしてオンラインで繋がることで、互いの状況を共有し、情報交換を行い、そして何よりも「一人ではない」という心強さを再確認することができます。画面越しではありますが、皆さんの真剣な眼差しから、国を憂い、地域を愛する熱い思いがひしひしと伝わってきました。
今回の会議では、現状認識から始まり、今後取るべき具体的な行動について活発な意見が飛び交いました。それぞれの地域が抱える課題、そして日本全体が直面する問題に対し、私たち一人ひとりが何をすべきか、具体的な方策を練り上げました。
林英臣政経塾で学んだ「国家観」と「歴史観」を胸に、私たちはこれからも全国の同志とともに、具体的な行動を起こしていきます。机上の空論ではなく、現場に根差した活動を通じて、日本の未来を切り開いていく覚悟です。
これからも、志を同じくする仲間たちと連携を密にし、全国津々浦々で行動を起こしてまいります。

【今週のパピーワラちゃん】

ワラちゃんを家族に迎えてから、あっという間に3ヶ月半が過ぎました。
初めて会ったあの日から、毎日驚くほどのスピードで成長し、今ではすっかり立派な姿に。遊び盛りのワラちゃんと過ごす日々は、喜びと発見に満ちています。
ワラちゃんの一挙手一投足に、私たちはいつも笑顔をもらっています。
あと数ヶ月で、ワラちゃんはまた新しいステージへと進みます。それまでの間、私たちは1日1日を大切に、ワラちゃんの成長に寄り添っていきたいと思っています。
これからもワラちゃんの成長を温かく見守っていただけると嬉しいです。