令和2年7月20日~26日 活動記録

コロナ禍ではありますが、対策をしっかりと行い、会派で様々な議論を進めています。本来であればオリンピックが埼玉県でも開催され、盛り上がっている最中だったはずですが、今は全世界でこの見えない敵との戦いに勝たねばなりません。公でできることは限られていますので、過度に期待せず、ウイルス蔓延対策を個々で行っていただきますようお願い申し上げます。先ずは手洗い、うがい、三密を避け、換気の徹底をお願いします。

埼玉県からも県民の皆様へ具体的なお願いが出されました。これから第2派にも備えていかねばなりません。ご協力お願いいたします。

県民の皆様が一番心配されている、病床の確保やクラスター発生時の互助ネットワークについても提示されました。詳細は県のホームページでご確認ください。

コロナで気分も落ち込んでいる中、なかなか梅雨も明けず悶々とした日々が続いていますが、ようやく曇りになったのでJR行田駅東口で朝の清掃活動と挨拶運動をしながら、県政報告最新号をお配りしました。いつも7時30分前になると地元の小学生が学校に通うため駅を通ります。私から「おはよう。気を付けてね」と声をかけると、「おはようございます!ありがとうございます」と元気に返事を返してくれます。地元の子供たちに元気をもらい、地域の宝がすくすくと育てる環境を大人の責任として守っていかねばならないと改めて感じます。

現在行田駅は駅前ロータリーの改修工事を進めております。道路が狭くなっていますので、ご利用の際は十分ご注意ください。

駅前の観光案内所にも埼玉県lineコロナお知らせシステムの案内チラシが貼り付けてありました。こちらも是非ご活用ください。

大宮に用事があり、高崎線に乗り込むと連休中にもかかわらず、誰一人乗客がいませんでした。コロナの影響で不要不急の外出を控えていただいているからだとは思いますが、この状態がいつまでも続けば経済は回らず失業や廃業がますます進んでしまいます。命を守る選択、行動をしながら徐々に経済活動の回復もしていかねばなりません。難しい判断を国や自治体は迫られていますが、行政側も議会側も知恵を出し合いながら乗り越えていきたいと思います。

予定まで少々時間がありましたので、大宮献血ルームウエストで健康のおすそ分けをしてきました。いつもは秋葉原の献血ルームを使うのですが、県を跨がずに400ミリ献血を行いました。

献血をするとすぐにお礼のメールが届きました。数日すると血液の細かい数値などが送られてきて健康管理にも役立ちますのでとてもありがたいです。コロナ禍ですべての型の血液が不足しているようです。献血が可能な方は是非ご協力ください。今は針も細くなってほとんど痛みも感じずにすぐに採血してくれます。私の血液がどこかで役に立ってくれれば嬉しく思います。

上尾に住む数少ない親戚のお通夜に参列しました。
大正8年 御年101歳 内閣総理大臣から100歳のお祝いもいただいていました。
大正→昭和→平成→令和と時代を駆け抜け
多くの家族に見守られて天国に旅立ちました。
天寿を全うしたお顔はとても安らかでした。
そうありたいと思います。合掌

仲間の応援にも駆けつけました。同志が大きな戦いに臨む覚悟を決めて突き進んでいます。コロナで活動がなかなか出来ない歯がゆさはありますが、出来ることをコツコツとやっていくしかありません。必ずや勝利を掴みます。すべては次世代の為に。詳細が発表できるようになったら皆様にもお伝えしますので、今しばらくお待ちください。

日曜日には地元青少年育成会の理事会を行いました。本来であれば毎年、春と秋に花植え事業と、古代米を田植えから稲刈り、試食までする古代米事業。そして私が担当するチャレンジキャンプ事業を地域の子供たちとワイワイやっていましたが、残念ながら今年はすべての事業を中止せざるを得ない状況になりました。期待していた子供たちには申し訳ないと思いますが、何らかの形で今後も育成会事業は継続しますので参加して欲しいと思います。

コロナに負けない強い体を作ってみんなで乗り越えていきましょう!

 

令和2年7月13日~19日 活動記録

コロナウイルス新規感染者が首都圏で増加傾向にある中ではありますが、感染防止対策をしながら、6月議会の活動報告書を駅で配布しながら活動しました。

梅雨時期ということもあり、雨の中では通行の邪魔になるので日程を調整しながらの活動になります。全国で豪雨災害も発生し、自然の驚異を感じますが、自助共助を基本とし、家族で定期的に話し合いをしながら、有事の際の行動を決めておくことが重要だと感じます。

活動報告書の配布量は通常より少なくなりましたが、多くのお声がけをいただきました。こうした駅での活動は9年目を迎えますが、ご理解をいただいている皆様に感謝申し上げます。

県議会議員として働きだしてから7号となる報告書です。今回の内容は、6月議会の補正予算と一般質問の要点筆記を掲載しました。新聞折込もしましたので、ご確認いただけたら幸甚です。

こうした報告書は議員にとっては情報発信のツールとして重要だと考えています。これからも継続していきますので、次号もお楽しみに!

 

今、我が会派では、迷惑防止条例について勉強をしています。全国でこの条例強化が進められていて、埼玉県は一歩出遅れているので早期の改定が必要です。迷惑防止にもいろいろ種類があり、未遂や既遂で量刑が違っている自治体や盗撮に関してはカメラを向けた時点で条例違反に該当するなど様々です。場所についても基本的には公の場が定められていますが、事務所や個人の車内なども含める規定を付け加えていけるかどうか検討を進めています。内容を精査し今後議会に提案していきます。

また、県内の公立高校の先生に県議会にお運びいただきコロナ禍における学校教育の変化について勉強させていただきました。

就職に関する事例、進学に関する事例。目標を見失わずに生徒達に例年と変わらない選択肢を与えるために教師たちは本当に一生懸命動いてくれています。

コロナで学校が休校になり、いつもなら就職相談も企業と進めている時期でしたが、教師が不在の為全くストップしてしまっている現状をこれから何とかしていかなければならないと地域のハローワークや募集がかかりそうな企業をご自身の時間を使ってまわってくれています。それでも例年の6割程度しか募集が無いということでした。企業もコロナで業績が悪化し新規採用を悩んでいるようです。行政としてもこうした現状にしっかりと目を向けて対策を取るように進言してまいります。

進学校については、オンライン授業になったことで、成績が上がった生徒が多くいるとの報告もありました。先生も我々は負担が多くなると懸念していましたが、オンラインは個々に指導が出来るという利便性もあって、先生も質問やわからないことがあった時だけピンポイントで指導できると慣れてしまえばとても良いツールであると仰っていました。ただ、普通通学に戻ったとたんに、資料も紙で配る元のやり方に戻りつつあると言っていたので、今後はオンラインで出来ることと、学校で実際に合って指導しなければ出来ないことを分けて、最も効率が高くなる新しい学校教育を実現していく必要があると感じます。私もアンテナを高くして教育に携わっていこうと思います。

自粛も緩和され会議も直接出来るようになりましたが、オンラインでの会議も併用して全国の同志と会議を行っています。直接会って話が出来ることを楽しみにしながらも普段遠くてなかなか顔が見えない仲間とも会議がスムーズにできるこうしたツールはどんどん活用していきます。

昨年の11月からはじめたランニングですが、なんとか継続できています。膝と腰が悪いので一日おきに今は10キロ走っています。はじめた当初は1キロ6分ペースで3キロが限界でしたが、今はマスクを着用して走っても1キロ4分40秒ペースで10キロ走ることが出来るようになりました。44歳からの挑戦でしたが続は力なりですね。

①1キロ4分ペースで10キロ

②フルマラソンに挑戦して完走

を最終目標としてこれからも頑張っていきたいと思います。

週末は夜回りパトロールを実施。今回も小学生の隊員がお手伝いしてくれました。今週も異常なし!ですが住居侵入や泥棒も近くで発生しているので皆様お気を付けください。

日曜日は自治会の役員だけで地域の草刈りを行いました。本来であれば、6月と7月に住民全体で草刈りを行っていましたが、コロナウイルス感染防止の観点から今年は見送っていました。雑草魂とはよく言いますが、ちょっと手入れを怠るといたる所にあっという間に草が生い茂ってしまいます。雑草の生命力には驚かされます。久しぶりの天気に恵まれとても暑い日でしたが、水分を取りながらなんとか綺麗になりました。

自治会役員の皆様、お疲れさまでした。

令和2年7月6日~12日 活動記録

今週も朝の活動を継続しています。利根大堰でやっていたら、近くの会社で以前より大変お世話になっている社長さんがわざわざポカリスエットを差し入れしてくださいました。エネルギーチャージしてますます頑張れそうです!ありがとうございます。

田中秘書は高源寺から朝活をスタートしました。

タバコの吸い殻は中々無くなりませんが、少しでも街がきれいになるようにこちらも継続していきます。

東京に連動して埼玉でも新型コロナウイルスの新規感染者が増えてきています。

そこで埼玉県は独自に外出自粛等の再要請の検討に入りました。経済をまわしながら、命を守る為に県民一体となって取り組む必要があります。皆様の更なるご協力をよろしくお願いいたします。

知事の発言と訓示も併せてご確認ください。

具体的には表のように事業者の皆様へのお願いという形で「新しい生活様式」 の安心宣言及び業界のガイドラインを活用し、感染症対策を徹底していただきたいということです。一時的に感染者が減少したとはいえ、ウイルスが無くなった訳ではありません。今度、自粛要請をかけられたら、事業者は倒産せざるを得ないという声を多く聞きます。もう瀬戸際まで来ているので、一人ひとりが基本に立ち返り、マスクの着用。手洗いうがい、消毒などの感染防止対策をとっていただくようお願いいたします。

行田市でも、5,6,7例目の新規感染が報告されました。行田市では色んな噂が飛び交い私のところにも多くの問合せきますが、噂に惑わされず、誹謗中傷にならないようにしなければなりません。

県としても正確な情報は個人情報を守りながら発信するよう努力していますので、【埼玉県新型コロナウイルス感染症総合サイト】でご確認ください。

また、感染の疑いのある方は、「行田市医師会」からPCR検査などご確認いただき、対応お願いいたします。

また国、県、市で支援策も出ていますので是非ご確認ください。

国「家賃支援給付金」

県「埼玉県中小企業・個人事業主等家賃支援金」

市「新型コロナウイルス感染症対策の事業者支援」

リンクをクリックしてご確認ください。

感染拡大に不安がある中ではありますが、地元の青少年育成会事業について役員会を行いました。来週末に行われる理事会で今後の事業の方向性を図る為役員で知恵を絞って取り組んで参ります。残念ながら、毎年行っていたチャレンジキャンプは今年度は見送ることになりそうです。

去年の11月からダイエットをはじめ、3月の自粛期間からお酒も自粛している柿沼ですが、甘いものだけはやめられません…。だから体重落ちないのは分かっているのですが、とっても美味しかったです。

摂取したカロリーは運動して解消します!

令和2年6月29日~7月5日 活動記録

三密を避けながら、議会活動を行っています。本会議も終盤に差し掛かり、会派の仲間と共に採決にむけて準備しています。また、火曜日には会派で進めている迷惑防止条例改定に向けての会議や水曜日には公社事業対策特別委員会に委員として審議しました。

特別委員会では「公社事業の経営・見直しに関する総合的対策」について「公社における改革の取組について」をテーマとして、関連する公社を審査しました。

以下埼玉県議会ホームページから一部抜粋
「県の公社指導について」「公益財団法人埼玉県公園緑地協会」「埼玉県住宅供給公社」及び「公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団」など審査に当たりましては、執行部及び各公社から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
公益財団法人埼玉県公園緑地協会について、「埼玉県中小企業振興基本条例では、県内中小企業者の受注機会の増大に努めることになっているが、安心安全警備、事業計画書作成等及びホームページリニューアルの3業務については、いずれも県外企業との随意契約となっている。県内中小企業の振興は不必要だという認識か」との質問に対し、「御指摘の3業務については、それぞれの理由により、県外企業との随意契約になっているが、それ以外の業務については、可能な限り県内企業に委託している。埼玉県公園緑地協会としての大きな役割の一つに、県内企業の育成、支援もあるので、今後も、県内企業の受注機会を増やすよう対応していく」との答弁がありました。
次に、埼玉県住宅供給公社について、「県営住宅では高齢化が進み、自治会が立ち行かなくなっているとの話を聞いている。こうした状況をどう捉えているか」との質問に対し、「昨年度末に、自治会活動における困りごとや要望について、アンケート調査を行い、現在、内容を分析している。その結果を基に、今後、どのような対応ができるかを考えていく。なお、各自治会に対して、自治会活動における工夫事例が紹介された手引を配布するなど、自治会活動の活性化に努めている」との答弁がありました。
次に、公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団について、「発掘調査等の成果の有効活用の一つに、学校教育との連携を掲げている。子供たちにとって、大変貴重な体験となると思うが、具体的にどのような取組か」との質問に対し、「県からの委託により、年間40校へ出向く出前授業である『古代から教室へのメッセージ』事業を行っている。具体的には、本物の土器に触ってもらうなどの授業となっている。『嫌いだった社会の授業が好きになった』等の感想が出るなど、学校からも好評である。また、併せて、出土品を組み合わせた学習用キットの貸出しも行っており、年間500件程度の実績がある」との答弁がありました。

行田市は掘れば埋蔵物が出てくる場所であり、郷土の歴史を知るうえで重要な文化財が沢山あります。発掘に関してもコロナ対策でマスクが欠かせない今、熱中症対策など何点か質疑をしました。学習用キットもどんどん活用して郷土を愛せる学びを進めていってほしいと願います。

6月30日(火)20:00~テレ玉で埼玉県議会中継の一般質問ダイジェストが放映され、二番手で私の質問の一部が流れました。

初の一般質問で緊張していたのですが、番組終了後に多くの方々から連絡いただき「良かったよ」との声を多くいただきました。一つ目の質問は早口だったけどあとは落ち着いて見えた。との評価をいただき、一安心しました。次の機会は1年半後になりますが、しっかり準備していきたいと思います。質問の内容については、「埼玉県議会」でご確認ください。一般質問の全文も後程公開されますので併せてご覧いただければ幸いです。

朝の活動も継続中です。田中秘書と共に朝の清掃活動から挨拶運動。元気に挨拶してコロナを吹っ飛ばしたい…気持ちです。お手振りや声掛けも多くいただき感謝いたします。

夜回りパトロールも実施しています。小学1年生のときから手伝ってくれている隊員も、もう6年生。未だに付き合ってくれています。パトロールの中で話をしていると「私が大きくなってもこのパトロールは継続するね!」と嬉しいことを言ってくれました。地域のことは地域で守る。こうした心意気が継続される事が大切であると改めて実感しました。

金曜日の議会最終日には、提出された議案の採決が行われ、全て可決されました。大きくは二件の補正予算で

歳入歳出予算補正額

①107億4,118万1千円 ②1,484億4,435万9千円

累計額

2兆1,770億3,002万6千円

という大きな一般会計になりました。今回の補正は新型コロナウイルス感染症対策がほとんどで、主な内容として

〇感染拡大防止と第2波への備え

・抗原検査の導入や民間検査機関におけるPCR検査体制の拡充

・市町村が実施する新型コロナウイルス感染症対策事業への助成

〇医療提供体制の強化

・重点医療機関に対する病床確保、設備整備への助成

・医療機関、薬局等の院内感染防止対策への助成

〇医療、介護従事者等への支援

・医療従事者、介護施設等への慰労金の支給

〇感染拡大防止対策等の推進

・介護施設等における感染防止対策やサービス再開に向けた支援

・幼稚園及び県立学校における感染防止対策

〇中小企業、事業者に対する支援

・新型コロナウイルス感染症対応資金及び経営安定資金の融資枠の更なる拡大

・中小企業、個人事業主等に対する家賃への支援

・テレワークを導入する県内企業等への更なる支援

〇学びの機会の確保に向けた環境整備

・県立学校におけるICT環境の早期整備による遠隔学習機能の強化

・児童養護施設におけるオンライン学習の環境整備への助成

・公立小中高等学校への学習指導員の追加配置

〇生活に困っている人々への支援

・生活福祉資金の特例貸付に対する助成

・ひとり親世帯臨時特別給付金の支給

等が審議されました。

採決の結果はこのようになっております。

「意見書・決議」はこちらをクリックしてご覧ください。

議会も終わりひと段落しましたが、コロナウイルス感染者が徐々に増えてきています。経済活動を回しながら個人個人でしっかりとした対策を講じることが求められます。

ひっ迫した企業経営の皆様への支援として国、県、市とも家賃対策も出されているので是非対象となる企業や個人事業主の皆様はご活用ください。

国の「家賃支援給付金」

埼玉県の「埼玉県中小企業・個人事業主等家賃支援金」

行田市の対策

も併せてご参照ください。

みんなで力を併せてコロナを乗り越えましょう!

 

 

令和2年6月22日~28日 活動記録

郷土の声を県政に!初の一般質問に立ちました。

前日の埼玉新聞にも掲載されました。

コロナ渦で傍聴は広く呼びかけませんでしたが、多くの方にお運びいただき感謝申し上げます。

質問の骨子はこんな形です。

「埼玉県議会6月議会一般質問」からもご覧いただけますのでご確認ください。

私の一般質問の全文も貼り付けますので、お時間ある方は読んでいただければ幸甚です。

↓ここから

初めに、大きな1番 鉄道の利便性向上について」質問します。

まず、「(1)秩父鉄道を軸とした県北地域の活性化について」です。

『あと数マイルプロジェクト』については、大野知事就任以来、我が会派の平松議員をはじめ、多くの議員から質問がありました。

このプロジェクトは将来の人口需要や新たな技術の動向などを十分に把握した上で、公共交通および道路網のさらなる利便性向上策について、

これまでの経緯なども踏まえつつ検討を進めるものであります。

限られた予算の中で、県境路線を含めた

効果の高い部分について、重点的に整備を進めるとしています。

重点路線として「埼玉高速鉄道」「舎人ライナー」「都営大江戸線」「多摩都市モノレール」など東京都と隣接する県南地域の路線が挙がっています。もちろん東京からの人の流れが重要であることは間違いありません。

一方で、私が住んでいる県北地域に目を向けると、群馬県など北関東からイベントや観光に訪れる方が増えています。

県境という意味においては、北関東からの

人の流れも埼玉県にとって重要であると考えます。

昨年の9月定例会において、我が会派の江原議員の質問に対して知事も答弁されておりますが、

県北地域は国内外から高い注目を集めています。

熊谷市で開催されたラグビーワールドカップ2019は大成功に終わりました。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、残念ながら現在トップリーグは中止となっていますが、

パナソニックワイルドナイツの本拠地移転も予定されており、今後もラグビー人気は続いていくと

確信しています。

また、新1万円札の新たな顔に決まった深谷市出身の偉人、渋沢栄一翁の大河ドラマのスタートは

いよいよ来年に迫りました。

私の地元行田市には昨今県内で初めて特別史跡に指定され、日本遺産の一部となった「埼玉古墳群」もありますし、令和4年には

「(仮称)ふかや花園プレミアム・アウトレット」

のオープンも予定されております。

私は、波に乗る北部地域の更なる活性化に向けて、より大きな人の流れを生み出すためにも、

県北地域の鉄道の利便性向上に力を入れることが重要だと考えます。

地元の行田市内の知人と話していても、秩父鉄道と東武伊勢崎線が接続する羽生駅の乗り継ぎが良ければ、東京や群馬県へのアクセスに使えるんだけど、という声を多くお聞きします。

例えば、秩父鉄道と東武鉄道の間で直通列車を

走らせたり、秩父鉄道にパスモのようなIC乗車券を導入したりすれば、東京や北関東地域からも

もっと人を呼び込めると思います。

知事は、県民の誰一人も、どの地域も取り残すことのない「日本一暮らしやすい埼玉県」の実現に向けて、県政を推進していくと掲げられています。

「あと数マイルプロジェクト」により、県南の

鉄道路線を整備することももちろん重要です。

しかし、埼玉県では人口や労働力の流出など南北格差も課題となっております。

県北地域も取り残すことなく、人を呼び込むためにも、しっかりと鉄道の利便性向上を図っていただきたいと考えますが、秩父鉄道を軸とした県北地域の活性化について知事の見解をお聞かせください。

 

次に、「(2)秩父鉄道と他社線との連携強化について」です。

前段の質問を踏まえて、より具体的な提案をさせていただきます。

ご案内のとおり、秩父鉄道は三峰口駅から羽生駅まで、県北部を東西に横断する路線であります。

その間において、寄居駅では東武東上線などと、羽生駅では東武伊勢崎線と乗り換えることができます。

私は、今回の質問を行うにあたり、平成26~30年の市町村ごとの観光入込客統計調査から、沿線ごとに観光客の動向を再分析してみました。

西武池袋線・東武東上線・高崎線・東武伊勢崎線・秩父鉄道の5つの路線を対象に、来訪者がどこから来たかを示すfrom-to分析や、消費額等から

仮想観光市場の推計を行いました。

その結果、秩父鉄道沿線の自治体は、観光入込客数、客数の伸び率、仮想観光市場額の全てにおいて最下位であることがわかりました。

また、休日14時に秩父市や長瀞町にいらっしゃった方がどこから来たのかを確認すると、東京都や

神奈川県、千葉県など南からの来訪者が約7割を

占めており、群馬県や栃木県など北からの集客は

相対的に少ない状況でした。

私はここにチャンスがあると考えます。北からの集客は、まだまだ増やせる余地があるのではないでしょうか。

秩父鉄道が他社線との連携を強化し、アクセスを向上させることにより、北からの観光客を今以上に呼び込める可能性があると考えます。

加えて、秩父鉄道は地域住民にとって生活の足であり、高齢者や車を持たない学生などの交通弱者にとって、欠かせない移動手段であります。

しかし、人口減少やマイカーの普及により利用者が減少しており、その経営が大変厳しい状況にあると聞いております。

このまま利用者の減少が続けば、現在の路線を

存続することも困難となってしまいます。

こういった背景を鑑みても、地域の足を存続させるために県として更なる支援が必要です。

そこで、集計結果も踏まえ、秩父鉄道の更なる

利用促進を図る観点から企画財政部長に3点質問させていただきます。

1点目として、秩父鉄道と、東武東上線・東武伊勢崎線間の連携の強化が必要であると考えます。相互乗り入れを始め、駅の乗り換え改善などの利便性向上について、県からの支援が必要だと思われますが、お考えを伺います。

2点目として、秩父鉄道を軸として

鉄道事業各社間の相互キャンペーンなどをより進めるべきと考えますが、いかがでしょうか。

3点目として、県北地域の交流人口/観光人口を

増加させるには、群馬県・栃木県などの北関東地域へ目を向けることが必要と考えます。特に、

秩父鉄道沿線地域においては、北関東の方へのキャンペーンがより一層重要になると思われますが、いかがでしょうか。

 

次に、大きな2番 学校教育における「チーム学校」の推進について」質問します。

まず、「(1)児童・生徒の実態把握を進めるべき」についてです。

社会の少子・高齢化や、情報化の急速な発展、

地域社会の希薄化等により青少年を取り巻く環境は大きく変化しています。

これらの変化の中で、引きこもり、中途退学、フリーター、ゲーム依存、生活困窮による負の連鎖などは深刻化し、若者の社会問題に結びついています。

併せて、学校に課せられる課題も、複雑で多様化しており、課題の解消や対応にあたる教員の長時間勤務も深刻な問題となっています。

私は、児童・生徒・保護者一人ひとりのニーズを

受け止め「誰一人取り残さない」学校現場を実現するためには「チーム学校」の推進が重要であると考えています。

 

※ここでパネルを出す

こちらのパネルに示すように、「チーム学校」とは、事務職員の活用やスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなどの専門スタッフの配置、地域との連携により、教員が授業に専念できる体制づくりを目指そうとするものです。

国は平成28年度よりこれからの学校経営の在り方を、「次世代の学校・地域」創生プランとして示され、学校と地域一体型の地域創生と定めています。

私は、この「チーム学校」が効果的に機能し、地域社会とつながりある学校づくりを再編することこそが、教員の負担軽減につながるとともに、埼玉の目指すべき教育の姿、つまり、「次世代の学校・地域」

創生プランの実現であると考えています。

このような状況の中、中学生の高校進学率は98%前後で例年推移し、その中で、発達障害などの障害がある生徒に対しては、合理的な配慮により高等学校での学びが広がっています。

平成31年3月に策定された埼玉県特別支援教育環境整備計画によれば、通常学級において学習面・行動面で著しい困難を示す児童生徒の割合は、平成24年文部科学省調査では全国6.5%だったのに対して、平成25年度の埼玉県の調査では10.7%となっています。

また、そのうちの4人に1人(26.8%)が過去において何も支援を受けなかったとも報告されています。

例えば長野県では、小・中・高校で発達障害種別の生徒がどのくらい学んでいるのか調査したうえで、

学校教育の責務を明らかにしています。

それによると令和元年度の県立高校では、自閉症

スペクトラム563名、注意欠陥多動性障害321名、複数の発達障害512名など全体で1481名の生徒が

学んでいることが報告されています。

長野県では、これらの児童・生徒の実態を明らかにしたうえで、生徒の将来的な自立や社会参加、自己実現に向けた支援は、地域社会全体で進めていくことが大切であり、学校、福祉、医療等の関係機関との

連携を重視することを謳っています。

このように、児童・生徒の実態を具体的に把握することは、的確で充実した支援体制を整えていくうえで重要であると思いますが、本県では全体数のみの

把握にとどまっています。

「次世代の学校・地域」創生プランの実現のためには、小学校から中学校、中学校から高校へと児童・生徒の情報を共有することから取り組むべきだと考えますが教育長の答弁を求めます。

 

次に、「(2)スクールソーシャルワーカーの常勤化や職務内容の明確化について」です。

平成31年3月に文部科学省から各都道府県教育長に対して発出された「学校における働き方改革に関する取組の徹底について」の通知では、スクールソーシャルワーカーなどの専門職スタッフの役割分担を明確化、人材確保そして所管の学校への必要な支援を行うよう謳われています。

ここまで示したように「チーム学校」には教育相談体制の充実が必要不可欠です。

本県では、高等学校の相談業務を担当する職員として、教育相談員やスクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラーを一部の学校に配置しています。

スクールソーシャルワーカーの職務は、生徒の置かれた環境に着目し、福祉の関係機関につなげることで、環境の改善や問題の解消のための支援をすることであります。

教育と福祉の連携が求められているからこそ、両者についての専門的な知識や経験を併せ持つ人を任用する必要があり、令和2年度募集要項の中でもその旨が記載されています。

 

※ここでパネルを出す

こちらのパネルは、今年度のスクールソーシャルワーカーと教育相談員の募集要項から両者の勤務内容を抜粋したものです。6項目のうち、赤色にした4項目は文言が全く同じ、紫色にした1項目はほぼ同じ

内容です。違うのは最後の1項目だけです。

国が、「チーム学校」として常勤化した専門スタッフの配置を強く求める中、本県では、いまだこちらのパネルに示すように、スクールソーシャルワーカーと教育相談員の職務内容が明らかに混同しています。

一方、勤務条件には大きな違いがみられます。福祉や関係機関との連絡を図るスクールソーシャルワーカーは、週2日年間90日の勤務で、日給制10,040円。相談ニーズを受け止めることを主とする教育相談員は、週29時間週4日あるいは5日勤務で月給制の167,600円を支給しています。

つまり、募集要項はほぼ同じなのに、勤務体系や

給与体系は異なっているのです。

これでは、チーム内に「業務間格差」を発生させていると言わざるをえません。

職務に明確な差がない以上、勤務条件に格差がある状態では、「次世代の学校・地域」創生プランに逆行しているではありませんか。

これらを踏まえ、以下3点の早急(さっきゅう)な実現が必要と考えます。

 

① 点目 昼夜開校定時制高校と三部制高校では、さまざまなニーズを併せ持つ生徒が多く学ぶ現状から、スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラーを常勤化すること。

② 点目 これらの現状を熟知したうえで、

教育相談員はスクールソーシャルワーカーとして

一本化すること。

③ 点目 そして、これらの勤務条件を直ちに統一すること。

 

これまで「次世代の学校・地域」創生プランの実現に関する多くの議員の質問に対し、対応するとの答弁が繰り返されてきましたが、形式的な発言の繰り返しではなく、私が提案する3点を踏まえ具体的に現状を前進させる教育長の答弁を求めます。

 

次に、「(3)就労支援アドバイザーの配置を」についてです。

平成28年1月、文科省は「教員以外の専門スタッフの参画」として就職支援コーディネーターの

配置促進を謳っています。

私は、これまでの県立高校の就職指導は、生徒の実態が多様化しているにもかかわらず、画一的であったと思います。

一方、多様な生徒が学ぶ特別支援学校には、専属化した進路担当がすでに加配されているところもあり、生徒一人一人の実態に応じた指導がなされております。この細やかな対応を県立高校の進路指導にも生かすべきです。

現在の就職指導の課題を挙げれば、1つは「時間の確保」です。授業、部活動、公務等で多忙な先生方に、「特別支援教育コーディネーター」の役割を与え、企業を回らせたり、実習等の計画を立てさせたり、個別の支援計画を実行させるとしていますが、先生方にその時間がないことは明白です。

もうひとつの課題は、「専門性の不足」です。多様な生徒が学ぶ、いわゆるパレットスクールでの就職指導はより高い専門性が求められます。

しかし、教員にはその専門性が不足している上、前述のように時間もありません。

そこを補うべく、特別支援学校の先生に高校を巡回してもらい、障害のある生徒への対応方法などについて、高校の先生に対して研修や相談を行っていますが、就職支援という観点では不十分であると考えます。

だからこそ、専門性をもって、専業で多様な生徒の就労の指導・支援に当たる「就労支援アドバイザー」が重要なのです。

多様化した生徒の高校入学の機会が広がる中「就労支援アドバイザー」をどのように配置し、「誰一人取り残さない」進路指導をどのように実現するのでしょうか。具体的な配置に対する見解を教育長に伺います。

 

次に、「(4)手厚い支援体制による埼玉県版「チーム学校」のモデル校を設置するべき」についてです。

私のここまでの質問の原点には、私の地元の生徒も通学し、髙田教育長も指揮をとられた昼夜開校二部制の吹上秋桜高校の現実があります。

昨年度、3年生4年生は総勢152名でスタートを切りましたが、進路決定出来た生徒は107名、大学・専門・就職以外の「その他」に分類された生徒は18名でした。

また、そもそも次のステップを見いだせず、残念ながら途中で学校を去っていく生徒もいます。

先ほどの「その他」と合わせて、毎年50名近くの生徒が次のステージが決まらないまま学校を去っているのです。

私は様々な問題を抱える生徒たちにとって高校は社会に出るための準備をする最後の砦、チャンスになっていると考えます。

ここで先を見いだせないと引きこもりや貧困問題に繋がってしまいます。

埼玉県は誰一人取り残さない決意として不登校の生徒も受け入れる体制をとっていますが、受け入れたからには全ての生徒を次のステージに送ってあげる責任があると思います。

吹上秋桜高校には、生徒への手厚い支援体制を構築するために、福祉、労働、医療、保健、警察と幅広いネットワークが求められています。

この学校にこそ、入学した生徒を「誰一人取り残さない」教育が待たれていることを、教育長が一番理解しているのではないでしょうか。

また、教育相談部の主任の先生は、夜間勤務にも関わらずほとんど午前中から出勤して、夜は9時過ぎまで生徒と向き合っています。

スクールソーシャルワーカーは、1日6時間で週2日配属されています。配置校の他に2校も担当しています。スクールカウンセラーは週に1日の勤務です。

このように本県の「誰一人取り残さない」教育実践は、先生の強い責任感と深刻な労働条件で成り立っているのです。

平成29年9月定例会において、我が会派の松坂議員の質問に対して、時の教育長は、「スクールソーシャルワーカーが教員と共に対応することが重要と考えています。教育委員会としても、これまで以上に

福祉部局との連携を密にし、生活保護や就労支援医療などにもつなげ、生徒を取り巻く環境の課題を解決したいと考えております」と答弁しています。

この答弁から3年たちますが、教育委員会は、専門職としてスクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーの常勤化などを打ち出しておりません。

当時の認識のままであると捉えられても仕方のない状況です。

入学したすべての生徒に対して豊かな学校生活と家庭生活の実現を支援し、社会人として自立した生活を送ることができる若者の育成を目指すために、

まずは、手厚い支援体制による埼玉県版「チーム学校」のモデル校を設置してみてはどうかと考えます。

吹上秋桜高校に、常勤のスクールソーシャルワーカーとスクールカウンセラーおよび就労支援アドバイザーの加配を行い、手厚い支援体制を整備してはいかがでしょうか。

「誰一人辞めさせない」「誰一人も進路未決定者をださない」このことを単に学校現場に任せてしまうのではなく、生徒・保護者・地域としっかり向き合い、教育行政の責任として必ず実行していただきたいと考えますが、これまでの豊富な経験も踏まえ、教育長として責任ある答弁を求めます。

 

次に、おおきな3番 特定外来生物クビアカツヤカミキリの被害に万全の対策を」について質問します。

クビアカツヤカミキリは桜だけでなくスモモや桃、梅などの果樹にも被害を及ぼす為、早急な対策が求められています。環境省は、こうした被害を

重く受け止め、平成30年1月にクビアカツヤカミキリを特定外来生物に指定しました。

被害は埼玉県をはじめ11都府県で拡大しており、今や全国的な問題となってきております。

本県では、平成30年度、令和元年度と、環境科学国際センターが、県民参加による「クビアカツヤカミキリ発見大調査」を実施し、県内における被害状況を調査しました。

その結果、令和2年2月末までの集計では、これまでに被害が確認されていた8市に加え、3市1町で新たに被害が確認されています。

県では、調査結果を基に、被害報告地点等を含む調査地点マップを作成しホームページや広報誌で周知するとともに、被害防止の手引きを公開し、被害の拡大防止を呼びかけていますが、被害が広がっている現状があります。

群馬県館林市では、令和元年にクビアカツヤカミキリ撲滅プロジェクトを開始し、市民を巻き込んだ取り組みを行っています。

具体的には、市が防除用品を配布したり、クビアカツヤカミキリの成虫を捕まえて市へ持っていくと1匹50円の奨励金が受け取れたりします。

その結果、令和元年は延べ272人の市民が成虫6,648匹を捕獲してくれたそうです。

令和2年となる本年も同じく5月から8月にかけて奨励金等助成金制度を実行しています。

また、栃木県足利市では、市民の居宅で被害の出た庭木の伐採、運搬等にかかった費用の3分の2、上限20万円の助成制度を行っています。

私の地元、行田市では、米娘舞娘という小中学生のユニットが「クビアカツヤカミキリを捕まえろ」という歌を作って啓発活動を行っていますが、さきたま古墳公園や水城公園でも成虫が目撃されており、早期の発見・防除が喫緊の課題となっております。

そこで、クビアカツヤカミキリの被害撲滅に向けて、以下3点環境部長へお伺いします。

1点目として、県内の被害の状況と対策についてお尋ねいたします。特に、県民への周知については強化すべきと考えますがいかがでしょうか。

2点目、防除対策を強化するためには、個人に対する奨励金や防除用品の配布、被害のある木の伐採費用の助成などが必要と思いますが、県の考えを伺います。

3点目、被害の撲滅には、群馬県のように協議会をつくるなど地域一体で対策に取り組む必要があります。本県においても、市町村等の連携を強化する必要があると思いますが、県の考えを伺います。

 

最後に地元問題として、大きな4番 埼玉古墳群を埼玉県の誇る観光拠点へ」について質問させていただきます。

私の住む行田市の埼玉古墳群には、昭和62年、当時の畑和知事が碑の題字を書いた「埼玉県名発祥の碑」が建立されています。

県名の由来について、この石碑によると、現在の埼玉県の区域が定まったのは、明治9年8月。県の管轄区域の中で最も広いのが、埼玉郡だったことから、「埼玉」が県の名称とされたようです。

また、古墳群の中に鎮座する「前玉神社」は、「まえたま」とかいて「さきたま」と読み、この神社名が「埼玉県」のルーツだとも言われています。

さらに「さきたま」は「さいわいのみたま」ともいわれ「人に幸福を与える神の霊魂」という意味を持っています。

「埼玉県」は「そこらへんの草でも食わせておけ!」などと言われる筋合いなど全くない素晴らしい県名なのであります。

その埼玉県名発祥の地ともされる「埼玉古墳群」からは、昭和58年に国宝に指定された金錯銘鉄剣が出土しています。

この鉄剣に鮮明に刻まれた115文字の銘文が日本古代史の確実な基準点となり、5世紀後半にはすでに大王の権力が九州から東国まで及んでいたと解釈されるなど、歴史事実の実年代を定める上で大いに役立つことになりました。

また、平成29年4月28日には、埼玉古墳群を含むストーリーが「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」として県内初の”日本遺産”にも認定されました。

そして、最近では令和2年3月10日に県内初の特別史跡に指定されました。特別史跡は特に学術上の価値が高く、有形文化財の「国宝」に相当するもので、県民にとっても喜ばしいビッグニュースでした。

しかし、現状を見ると多くの観光客を満足させられる施設になっているとは言い難いと思います。

以前はちょうどこの時期に二子山古墳周辺に一万株の花菖蒲が咲き誇り、訪れた人々の心を和ませてくれましたが、今はヨシがただ伸び続けているという状況です。

おもてなしの体制が不十分であると言わざるを得ません。

県内で初めて、特別史跡に指定され、日本遺産の一部ともなっている埼玉古墳群です。

埼玉県の誇る観光拠点として、日本全国、そして全世界にアピールすべきと考えますが、どのように取り組んでいくのでしょうか。産業労働部長の具体的な答弁を求めます。

また、この古墳群はさきたま古墳公園内に位置しており、公園は拡張整備が進められています。

観光に来た方々がくつろげる休憩所や食事処、お土産を購入できる施設が公園内に必要と考えます。

公園の拡張整備の進捗状況について都市整備部長に伺います。

↑ここまで

質問終了後に知事が表敬訪問してくださいました。

良い答弁をいただけた部分と、これからもっと取り組まねばならない部分とありましたが、知事には正面から質問をお受けいただき感謝申し上げます。

今後も議会人として県民目線で是々非々の議論をして参ります。

傍聴にお運びくださった皆様に感謝を述べ、今後の展望を語らせていただきました。コロナ渦で、しかも足元の悪い中私の初登壇を見守ってくださり本当にありがたい限りです。期待を裏切らぬようしっかりと働きます。

私を支えてくださる会派の仲間のみんなも、労いの言葉をかけてくれました。

このメンバーで力を併せて県政を良い方向に導いて参ります。

翌日の埼玉新聞にも一部内容が掲載されました。秩父鉄道は県北地域の生活の足としてとても重要であり、観光の目線からもポテンシャルを多く秘めた鉄道路線です。南北格差解消の為にも利便性向上に県としてももっと力を入れて欲しいと今後も提案して参ります。

クビアカツヤカミキリの記事も28日の新聞の一面に取り上げていただきました。行田市だけでなく、埼玉県全体で防除を進めていかねばならない課題です。日本の景観をみんなで守れる施策を今後も進めていくよう進言して参ります。

鉄道の利便性向上についても

「埼玉県議会西武鉄道・秩父鉄道沿線地域活性化議員連盟」が立ち上がり、超党派で取り組むことになりました。埼玉県活性化の一助となるように取り組んで参ります。

サッカー議連も会議がありました。コロナウイルス感染症の影響で開幕が遅れていましたが、一部制限をかけながらとうとうはじまることになりました。安全な形で埼玉のチームをみんなで盛り上げられるよう議連としても取り組んで参ります。

25日の明け方大きな地震がありました。私は議事堂に一番乗りしていたのでかなりの揺れを感じました。ここのところ地震が多発しているので心配です。いつもっと大きな地震がくるかもわかりませんので平時の時にしっかりと準備を怠らないようにしていきましょう。

土曜日に母の日に合わせて贈ろうと思っていた自転車がコロナの影響で本日納車されたのでお袋にプレゼントしました。自動車の運転免許を持っていないので小さい頃から私達姉弟を乗せてどこでも連れてってくれたことを思い出します。今も自転車を使って新聞の集金など仕事をしているので安全運転で乗ってくれればと思います。腰も曲がってしまっていますがいつまでも元気でいて欲しいと思います。
ちなみに自転車はいつもお世話になっている地元のCycleshop Pista-ピスタさんが心を込めて整備納入してくださいました^_^
ありがとうございます。

日曜日は大雨になり、去年の台風19号で被害の大きかった佐間地区が心配になり、パトロールしましたが、一部向町で水が出てしまったようです。忍川もあと少しで越水するところでしたが、行田市に確認したら、忍川の水を武蔵水路に流す段取りは終わっていて佐間水門で調整しているとのことでしたので安心しました。消防の皆様もポンプ車でまわってくれていて日頃より市民の安全安心を守ってくださっていることに感謝申し上げます。

県としても川の浚渫や土手のかさ上げなど早急に対処するよう要望しております。大事には至りませんでしたが、自然災害が多発している昨今ですので常に注意を払って対処できるように行政と密に打合せして参ります。