令和2年6月29日~7月5日 活動記録

三密を避けながら、議会活動を行っています。本会議も終盤に差し掛かり、会派の仲間と共に採決にむけて準備しています。また、火曜日には会派で進めている迷惑防止条例改定に向けての会議や水曜日には公社事業対策特別委員会に委員として審議しました。

特別委員会では「公社事業の経営・見直しに関する総合的対策」について「公社における改革の取組について」をテーマとして、関連する公社を審査しました。

以下埼玉県議会ホームページから一部抜粋
「県の公社指導について」「公益財団法人埼玉県公園緑地協会」「埼玉県住宅供給公社」及び「公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団」など審査に当たりましては、執行部及び各公社から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
公益財団法人埼玉県公園緑地協会について、「埼玉県中小企業振興基本条例では、県内中小企業者の受注機会の増大に努めることになっているが、安心安全警備、事業計画書作成等及びホームページリニューアルの3業務については、いずれも県外企業との随意契約となっている。県内中小企業の振興は不必要だという認識か」との質問に対し、「御指摘の3業務については、それぞれの理由により、県外企業との随意契約になっているが、それ以外の業務については、可能な限り県内企業に委託している。埼玉県公園緑地協会としての大きな役割の一つに、県内企業の育成、支援もあるので、今後も、県内企業の受注機会を増やすよう対応していく」との答弁がありました。
次に、埼玉県住宅供給公社について、「県営住宅では高齢化が進み、自治会が立ち行かなくなっているとの話を聞いている。こうした状況をどう捉えているか」との質問に対し、「昨年度末に、自治会活動における困りごとや要望について、アンケート調査を行い、現在、内容を分析している。その結果を基に、今後、どのような対応ができるかを考えていく。なお、各自治会に対して、自治会活動における工夫事例が紹介された手引を配布するなど、自治会活動の活性化に努めている」との答弁がありました。
次に、公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団について、「発掘調査等の成果の有効活用の一つに、学校教育との連携を掲げている。子供たちにとって、大変貴重な体験となると思うが、具体的にどのような取組か」との質問に対し、「県からの委託により、年間40校へ出向く出前授業である『古代から教室へのメッセージ』事業を行っている。具体的には、本物の土器に触ってもらうなどの授業となっている。『嫌いだった社会の授業が好きになった』等の感想が出るなど、学校からも好評である。また、併せて、出土品を組み合わせた学習用キットの貸出しも行っており、年間500件程度の実績がある」との答弁がありました。

行田市は掘れば埋蔵物が出てくる場所であり、郷土の歴史を知るうえで重要な文化財が沢山あります。発掘に関してもコロナ対策でマスクが欠かせない今、熱中症対策など何点か質疑をしました。学習用キットもどんどん活用して郷土を愛せる学びを進めていってほしいと願います。

6月30日(火)20:00~テレ玉で埼玉県議会中継の一般質問ダイジェストが放映され、二番手で私の質問の一部が流れました。

初の一般質問で緊張していたのですが、番組終了後に多くの方々から連絡いただき「良かったよ」との声を多くいただきました。一つ目の質問は早口だったけどあとは落ち着いて見えた。との評価をいただき、一安心しました。次の機会は1年半後になりますが、しっかり準備していきたいと思います。質問の内容については、「埼玉県議会」でご確認ください。一般質問の全文も後程公開されますので併せてご覧いただければ幸いです。

朝の活動も継続中です。田中秘書と共に朝の清掃活動から挨拶運動。元気に挨拶してコロナを吹っ飛ばしたい…気持ちです。お手振りや声掛けも多くいただき感謝いたします。

夜回りパトロールも実施しています。小学1年生のときから手伝ってくれている隊員も、もう6年生。未だに付き合ってくれています。パトロールの中で話をしていると「私が大きくなってもこのパトロールは継続するね!」と嬉しいことを言ってくれました。地域のことは地域で守る。こうした心意気が継続される事が大切であると改めて実感しました。

金曜日の議会最終日には、提出された議案の採決が行われ、全て可決されました。大きくは二件の補正予算で

歳入歳出予算補正額

①107億4,118万1千円 ②1,484億4,435万9千円

累計額

2兆1,770億3,002万6千円

という大きな一般会計になりました。今回の補正は新型コロナウイルス感染症対策がほとんどで、主な内容として

〇感染拡大防止と第2波への備え

・抗原検査の導入や民間検査機関におけるPCR検査体制の拡充

・市町村が実施する新型コロナウイルス感染症対策事業への助成

〇医療提供体制の強化

・重点医療機関に対する病床確保、設備整備への助成

・医療機関、薬局等の院内感染防止対策への助成

〇医療、介護従事者等への支援

・医療従事者、介護施設等への慰労金の支給

〇感染拡大防止対策等の推進

・介護施設等における感染防止対策やサービス再開に向けた支援

・幼稚園及び県立学校における感染防止対策

〇中小企業、事業者に対する支援

・新型コロナウイルス感染症対応資金及び経営安定資金の融資枠の更なる拡大

・中小企業、個人事業主等に対する家賃への支援

・テレワークを導入する県内企業等への更なる支援

〇学びの機会の確保に向けた環境整備

・県立学校におけるICT環境の早期整備による遠隔学習機能の強化

・児童養護施設におけるオンライン学習の環境整備への助成

・公立小中高等学校への学習指導員の追加配置

〇生活に困っている人々への支援

・生活福祉資金の特例貸付に対する助成

・ひとり親世帯臨時特別給付金の支給

等が審議されました。

採決の結果はこのようになっております。

「意見書・決議」はこちらをクリックしてご覧ください。

議会も終わりひと段落しましたが、コロナウイルス感染者が徐々に増えてきています。経済活動を回しながら個人個人でしっかりとした対策を講じることが求められます。

ひっ迫した企業経営の皆様への支援として国、県、市とも家賃対策も出されているので是非対象となる企業や個人事業主の皆様はご活用ください。

国の「家賃支援給付金」

埼玉県の「埼玉県中小企業・個人事業主等家賃支援金」

行田市の対策

も併せてご参照ください。

みんなで力を併せてコロナを乗り越えましょう!