【拉致問題解決へ山梨県議会からの視察受け入れ。埼玉で作った「条例」の灯を全国へ!】

山梨県議会・自民党青年局の同志の皆様が、埼玉県議会へ視察にお越しになりました。
テーマは「埼玉県拉致問題等の早期解決に向けた施策の推進に関する条例」についてです。
私は、この条例制定プロジェクトチームの事務局長を務めさせていただいた経緯から、制度設計の意図や想い、そして制定後の変化について、説明と意見交換を行いました。
拉致問題は、国の最重要課題であると同時に、地域から声を上げ続けなければならない課題です。
今回、山梨県の皆様よりいただいた質問に対し、私たちが重視した点や、現在進行形で行っている取り組みについて回答いたしましたので、その一部をご報告します。

■なぜ条例が必要だったのか
まず、「条例制定にあたって重視したポイントは何か」という問いがありました。
これに対し、私は「単なる理念で終わらせず、具体的な行動(予算・教育・広報)に紐づけること」を挙げました。風化を防ぐためには、行政が継続的に取り組む義務と根拠が必要だからです。
■市町村への波及と実践支援(私の地元・行田市の事例も!)
条例第3条では、県が市町村へ技術的助言や情報提供を行うとしています。
これについて具体的な支援内容のご質問をいただきました。
現在、県社会福祉課では、啓発用パネルやDVDの貸し出を行っていますが、特筆すべきは自治体との連携です。
例えば、去る9月28日には、私の地元である行田市および市教育委員会が主催した映画『めぐみへの誓い』上映会に、埼玉県も共催者として参画しました。
また、県内各地の「人権フェスティバル」でも拉致問題啓発パネル展を同時開催するなど、条例を根拠に、県と市町村がタッグを組んで啓発の輪を広げています。
■次世代への継承「教育と研修」
今回の視察で特に熱心に議論されたのが、教育現場での取り組みです。
条例に基づき、埼玉県教育委員会では現在、以下の取り組みを強力に推進しています。
1. 学校での視聴覚教育
児童生徒が卒業するまでに、アニメ「めぐみ」を一度は確実に視聴し、感想文や話し合いを通じて理解を深めるよう働きかけています。
2. 教職員への研修
校長や人権教育担当者への研修で、重要課題として拉致問題を取り上げています。
3. 県職員への新規研修(令和7年度より強化)
来年度からは、新規採用職員研修のカリキュラムに拉致問題を正式に位置づけ、全員が研修動画を視聴するほか、福祉部の職員には対面研修も実施します。
行政の職員がまず問題の本質を理解すること。これが解決への土台となります。
■山梨県との連携、そして国を動かす力へ
最後に、山梨県青年局の皆様から「連携」についてのお話がありました。
埼玉県が作ったこの条例という「モデル」を、山梨県、そして全国へと広げていくこと。
そして、地方議会から沸き起こる世論の力で、国を、そして国際社会を動かしていく。
そのために、私たち地方議員ができることはまだまだあります。
今日の視察が、山梨県での条例制定、ひいては拉致問題解決への大きな一歩となることを確信しています。
遠路お越しいただいた山梨県議会の皆様、本当にありがとうございました。
共に闘ってまいりましょう!
【県議会議事堂エントランスを彩る生花】

作者:正風流一光会 桐生一光
花材:馬酔木(アセビ)、オリエンタルリリー、ゴクラクチョウ、スプレーストック

作者インタビュー
Q:作品のポイントを教えてください。
A:テーマは「秋の終わり」です。清々しい秋晴れや希望をイメージして生けました。
Q:黄色とオレンジ色と緑色が合わさって、とてもスッキリとした爽やかさが感じられます。
A:オレンジの鳥のようにみえるお花は、和名で極楽鳥と言います。本当に鳥のように見えますよね。
※埼玉県ホームページより抜粋
【県土都市整備委員会 視察報告】

私が委員長を務める「県土都市整備委員会」の管内視察を行いました 。

今回は、埼玉県が直面する重要なインフラ課題である「道路事業の推進」と「下水汚泥の有効利用」をテーマに、松伏町と戸田市の現場を調査してまいりました 。
委員長として、現場の最前線でどのような取り組みが行われているのか、その重要性と今後の展望についてご報告いたします。
1. 道路ネットワークの強化(松伏町:国道4号東埼玉道路・越谷野田線)
まず午前に訪れたのは、北葛飾郡松伏町です 。

ここでは、国の直轄事業である「国道4号東埼玉道路」と、県が進める「主要地方道越谷野田線」の交点(田島工区)を視察しました 。
● なぜ重要なのか?
本県では、高速道路網の形成が進んでいますが、それを最大限に活かすためには、国道と県道が連携した「骨太の幹線道路網」が必要です 。
特にこの田島工区は、東埼玉道路の(仮称)浦和野田線ICへとつながる重要なアクセス道路となります 。
● 現場の状況
今年(令和7年)6月1日に国道4号東埼玉道路の一部が開通し、それに合わせて県道の供用も開始されました 。
現地で道路の接続状況を確認しましたが、この整備が進むことで、周辺道路の渋滞緩和はもちろん、災害時の防災機能向上や地域経済の活性化に大きく寄与すると確信しました 。
今後も事業の加速化を図り、ネットワークの早期完成を目指してまいります 。

2. 下水道資源の循環型社会へ(戸田市:荒川水循環センター)
午後は、戸田市にある「荒川水循環センター」へ移動しました 。
こちらでのテーマは「下水汚泥の有効利用」です 。
● 「厄介者」を「宝」に変える技術
下水処理の過程で発生する「汚泥」は、これまで処理にコストがかかるものでしたが、今や貴重な資源です。
埼玉県では、下水汚泥の燃焼灰を肥料として活用する取り組みを進めており、令和6年4月には全国の自治体で初めて、燃焼灰そのものを菌体りん酸肥料「荒川クマムシくん1号」として登録しました 。

● 埼玉発の資源循環(サーキュラーエコノミー)
視察では、実際に汚泥を処理する反応タンクや施設内部を確認しました。
この取り組みの素晴らしい点は、以下の循環サイクルを作り出せることです 。
1. 下水汚泥から肥料(りん酸)を作る
2. その肥料で畑の作物を育てる
3. 県民がその作物を食す
4. また下水処理場に戻ってくる
輸入に頼りがちな肥料価格が高騰する中、安価で安定した価格の肥料を農家の皆様に提供できる可能性も秘めています 。
マンホール蓋の展示や、きれいになった処理水の様子も拝見し、下水道事業が「水をきれいにする」だけでなく「資源を生み出す」事業へと進化していることを実感しました。


結びに
今回の視察を通じて、埼玉県の未来を支える基盤整備が着実に進んでいることを確認できました。
道路をつなぎ、資源をまわす。これらは派手ではありませんが、県民生活と経済、そして環境を守るために不可欠な事業です。
県土都市整備委員長として、今回現場で得た知見をしっかりと委員会運営に反映させ、安心・安全で活力ある埼玉県の実現に向けて、議論をリードしてまいります。
視察の受け入れにご協力いただいた関係者の皆様、ありがとうございました。
【12月定例会 一般質問ヒアリング】

12月11日 一般質問に立ちます。
パソコン画面と資料を突き合わせ、質問原稿を練り上げています。
今回の12月議会、私、柿沼貴志は以下のテーマで県政を質します。
・魅力度ランキング最下位への対応
単なる順位の話ではなく、どうすれば「郷土愛」を育めるか、教育や広報の視点からも切り込みます。
・建設業の持続可能性と処遇改善
地域の守り手である建設業の皆さんが、適正な対価を得られる環境づくりについて。
・ 新生児マススクリーニングの充実
赤ちゃんの未来を守るため、検査の公費負担拡大を求めます。
・地元・行田のインフラ整備
忍川の改修、佐野行田線の歩道整備など、地域の「困った」を解決します。
その他、拉致問題、人口戦略、見沼代用水300年など、計8項目の大きな質問を行います。
一つひとつが、県民の皆様の「暮らしの質」や「誇り」に関わる重要なテーマです。
特に地元・行田市の安心安全を守る河川・道路整備については、力強く要望してまいります。
当日はインターネット中継もございますので、ぜひご注目ください。
【越谷県議補選応援】

「埼玉県議会議員補欠選挙(東第8区 越谷市)」
私と同じ自民党の公認候補であり、これからの埼玉を背負う同志、橋本けんと氏の応援のため、越谷市へ伺いました。
橋本けんと氏は35歳。その若さと行動力は、今の政治に最も必要な要素です。
街宣車の上から、そして街頭でマイクを握る姿には、地域を良くしたいという強い信念が溢れていました。私も同じ県議会で働く仲間として、その姿勢に強く共感し、共に声を上げました。

選挙事務所では、必勝を期して為書きの前で勝利を祈念しました。
自民党埼玉県連の公認候補として、多くの仲間が結束して戦い抜いた選挙戦でした。

今回の補欠選挙の結果詳細につきましては、越谷市選挙管理委員会のページにて公開されております。
▼埼玉県議会議員補欠選挙 開票結果(越谷市)
私、柿沼貴志も、行田市選出の県議会議員として、地域は違えど「埼玉を良くしたい」という志を同じくする同志と共に、引き続き県政の発展に全力を尽くしてまいります。
【地域の安全を守る皆様へ感謝。令和7年度 交通功労者・優良運転者等の表彰式】

行田市商工センターにて執り行われました「令和7年度 交通功労者・優良運転者等の表彰式」に出席いたしました。
秋も深まり、年末に向けて交通量が増えてくるこの時期に、改めて交通安全の重要性を心に刻む大切な式典となりました。
◆ 地域の模範となる皆様の受賞
この度、表彰の栄誉に浴されたのは、
• 交通安全功労団体:3団体
• 交通安全功労者:8名
• 優良運転者:17名
の皆様です。

日頃より、それぞれの地域や職域において交通安全活動に積極的に取り組まれている団体・個人の皆様、そして長年にわたり無事故・無違反を継続され、他の模範となる運転を実践されている皆様です。
行田警察署長ならびに行田交通安全協会長から表彰状が授与される姿を拝見し、皆様のこれまでの地道な努力と、高い安全意識に対し、心から敬意と感謝の念を抱きました。
◆ 悲惨な事故を一件でも減らすために
式典の最後には「交通安全決意表明」が行われ、会場全体が緊張感とともに、「事故を絶対に起こさない・起こさせない」という強い意志で包まれました。
私も埼玉県議会議員として、また「県土都市整備委員長」としての経験も踏まえ、ハード・ソフト両面から安心・安全なまちづくりを進めていく決意を新たにいたしました。道路環境の整備はもちろんですが、こうした皆様の草の根の活動が、地域の安全を支える大きな力となっています。
これから年末にかけ、日没も早くなり、慌ただしい時期となります。
皆様におかれましても、どうか「心にゆとり」を持った運転と、早めのライト点灯など、安全行動をよろしくお願いいたします。
受賞された皆様、誠におめでとうございました。
【北海道直送のエゾシカ肉を美味しく食べる会】

そして今回はベルーナの安野洋さんご夫妻の結婚をお祝いする会も兼ねた、二重にめでたい集まりでした。
今回の目玉は何と言っても、ハンティング歴41年という大ベテラン、脇田巧彦さんが北海道で仕留めた新鮮なエゾシカ肉です。
「ジビエ」というと少しクセがあるイメージを持つ方もいるかもしれませんが、熟練のハンターが処理し、プロの料理人が調理したお肉は別格です。
生命力あふれる北海道の恵みを、これ以上ない形で堪能させていただきました。本当に美味しかったです。
そして、この日のハイライトは料理だけではありません。
なんと、会場に本物の「鷹(タカ)」が登場しました!

ハンティングの会にふさわしい、勇猛かつ美しい姿。
私も間近で見させていただきましたが、その鋭い眼光と堂々とした佇まいには圧倒されました。こうして腕に乗せたり、触れ合わせてもらう体験はなかなかできるものではありません。

美味しいジビエに、素晴らしい仲間たちとのお祝い、そして貴重な体験。
五感が刺激される、本当に楽しい一夜でした。
【志士の会・幕末巡検】
「ならぬことはならぬ」会津の精神と、同志の絆
12月定例会を前に、私が所属する政策集団「志士の会」恒例の歴史視察を行ってまいりました。
4回目となる今回の舞台は、幕末の戊辰戦争で激戦地となった「福島県 会津・二本松」です。
■ 義に殉じた魂を訪ねて
今回の旅程は、まさに幕末の動乱を追体験するものでした。
初日は福島県立博物館で歴史の全体像を学び、会津武家屋敷へ。
そして翌日以降は、白虎隊が眠る飯盛山、そして新選組局長・近藤勇の墓がある天寧寺などを巡り、慰霊の誠を捧げました。

特に心に刺さったのは、会津藩校「日新館」での学びです。
「什の掟(じゅうのおきて)」にある「ならぬことはならぬものです」という言葉。
現代の教育や社会において、我々大人がこれほど毅然とした態度で「義」や「道徳」を子供たちに伝えられているか。



白虎隊や二本松少年隊のような、現代の中高生ほどの若者たちが命を懸けて守ろうとしたものを前に、政治家として襟を正される思いでした。


■ 過去最高の宿と「憂国の間」
視察の合間には、同志との結束を深める貴重な時間もありました。
昼食をとった「渋川問屋」。ここにある「憂国の間」では、明治の先人たちの深甚なる思いに浸りながら、現代日本の課題について語り合いました。
そして、宿泊は会津芦ノ牧温泉「大川荘」へ。
吹き抜けの舞台で三味線の音が響き渡る、素晴らしいお宿でした。

これら素晴らしい手配はすべて、元私の秘書である西会津町議の荒海議員によるものです。

信じられないほど温かいおもてなしと、完璧な行程管理に、心から感謝申し上げます。
■ 埼玉の未来のために
旅の締めくくりには、磐梯山を望む雄大な景色を背に、これからの政治活動への決意を新たにしました。

過去の歴史に学び、同志と議論し、英気を養う。
この「志士の会」で得たエネルギーをすべて、12月定例会、そしてこれからの埼玉県政へとぶつけてまいります。
幕末の志士たちに恥じぬよう、私も全力で走り抜けます!
【今週の盲導犬パピーのワラちゃん】

もう言葉はいらない…
あと1ヶ月。愛情持ってこの可愛いワラちゃんと過ごします。
























































































































































